「力が入ってしまう」ことの克服が、「力を抜く」ことだけではうまく行かない。

発声が進歩する場合には
「今までは使わなかった筋肉を使う」、
「今までは使わなかった使い方で筋肉を使う」
ことが起こる

この場合に、はじめはどうしても筋肉が柔軟に使えず、硬くなりがち。

これは筋肉に入る力の強さとは無関係。
「ぎごちない」状態で筋肉が柔軟には使えないことがわかる。
練習を繰り返して、動作が無意識に近く行われるようになるに従って、
余分な力が入らずスムーズに出来るようになる。

「力が入ってしまう」ことの克服が、「力を抜く」ことだけではうまく行かない
実際、筋肉が硬くなった状態を直すのに、
「力を抜く」ことはとりあえず

声の欠点をなくすことにはなるが、
これは「力が入る」前の状態に戻しただけ
向上につながる確実な方法とは言えない。

「力が入ってしまう」ことを「悪い癖」とだけ見るのではなく、
進歩の過程で必ず通らなければならない関門と考え、
いかに早くそれを通りすぎて次の段階に進んでいくか、
というふうに発想の転換が必要。
「力が入る」のは「進歩の兆し」だと考えて、
そこに今後に生かすべき筋肉の新しい使い方に気づく鍵が含まれている

多くの方は「力が入って」は「力を抜く」ことの繰り返しでも
だんだん必要な筋肉の力もついてきて硬くならずに
よい声が出るという新しい段階に進歩していく。
しかしなかなかこの繰り返しから抜けられず、
進歩しないことに悩む人もいる。

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