Category Archives: 身体操作

心体一如の研究⑩ 【本物】

良く歌う前に心を込めるというが、
心体一如となった心が本物であり
体と一つになっていない心は
人に伝わらないどころか、
自分をも どこかで ごまかしてると思う。

声ほど変わるものはないのです。
骨格は、変えられなくても、
声は変わりやすい身体そのものなのです。

声は、体を鍛えるより体とどう関わるかです。
声質、音質、響のある、情感のある声へと・・・

歌は一声で、魅了しないと、後は聴きません。
聴こうと、しなくても、聴いてしまう声。

心地の良い声に吸い寄せられれるからです

歌い方を求める人からは、自己主張を感じ

声の出し方を求める人からは、優しさを感じる 

カラオケ風の歌から、魅力的な本物の歌へ。
歌が好きな人なら、必ず成れます。
自分だけでは、探し難いだけです。

心体一如の研究⑨ 【呼吸】

【2つの腹式呼吸】
1.「息をお腹に入れる呼吸」は睡眠中の呼吸。
歌う為の呼吸ではなく、身体を休める為の呼吸。
歌唱時の腹式呼吸の説明に、
睡眠時のお腹の膨れる呼吸の例は、不適当。
お腹の上に重たい物を置く腹筋練習は、
今はしていません。

2.「息を背中に入れる呼吸」は仕事中の呼吸。
歌うという行為は、ある種の肉体労働です。
現代人は、力仕事をしなくなったため、
背中の後に入る息の使い方を見失う。

【呼吸の緊張・呼気圧のバランス】
1.「腹部が胸・肩を支える」
腹筋を固めると、息を送り出す働きが胸から上になり、
浅い器の呼気になってしまう。
胸を締め付けるために呼吸の緊張から不安定になる。

器が浅いので、すぐに息が溢れてしまい、そこで、
喉を固くして息を塞き止めなければならなくなる。
喉が固まると声も固まる。
また、器が浅いと、声帯に当る息が強くなるので、
声帯が乾き、声が擦れてしまう。

2.「腰部がお腹・胸部を支える」
前腹に力を入れない・お腹の動きを確保する、
鳩尾を楽にする・締め付けない。

前下腹部を絞り上げて呼気圧を上げる、
恥骨・そけい部・ももの付け根に感覚を置く。
上腹部・胸を腰の後から押し出して呼気圧を下げる。

呼気圧を上げる動きと下げる動きでバランスさせる。
呼気圧を上げ過ぎず、喉の緊張をゼロにする。

関節の付け根は柔らかくする。
首の付け根、股の付け根、膝の付け根、足首の付け根・・など

心体一如の研究⑧ 【感覚修正】

【体は、鍛えることより感覚修正】

体とは、骨格、呼吸器官などの全身を指すことと、
声帯・喉頭などの発声器官を取り巻く体をも指す。

☆どちらも日常過ぎて、体の修整など意識が届かない、
いつまでも眠ったままになる。

☆機械と違って人の体は、代用・応用・補足が効く、
このことが、迷う元となる。

熱心に練習する人ほどそうなりやすい、
バランスが悪くなるに連れて、それを補う為に
無理のある発声をし、悪循環が生じる。

【体の感覚修正のために特別なことをする】
現代人は自然なことが、自然に出来なくなっているのです。

だから必要悪としてトレーニングする。
感覚が導き手、頭は監査役です。
感覚はバランス運動・受動運動、

頭は偏り運動・命令運動。

感覚は正直です、間違えれば苦しくなります。
正しければとても心地よい。

頭はごまかせます、思い違いをします。
努力感に置き換わる。

心体一如の研究⑦ 【バランス身】

【2つの立ち方とバランス身】 

①《大腿筋型の立ち方・平面と2次元》 

太股・膝に力を入れる。
ブロック積み・お地蔵さん・踏ん張る・居着く、立ち方。
外の筋肉・皮膚のこわばり、外から内へ圧迫。
自転車に乗っていないときの状態の感覚。
一見安定しているが、
  外のから力ですぐ倒れ、立て直せない。 

②《大腰筋型の立ち方・空間と3次元》 

腰から下はない、浮き身。
揺らぐ・やじろべい・足の裏引き上げ易い、立ち方、立体感。
外の筋肉・皮膚の緩み、内から外へ圧迫。
ブランコ・自転車に乗ったときと似た状態の感覚。
不安定だが、
  次の動きに対応し易い、ちょっとの力では倒れない。 

②の受身に似たバランス身の立ち方が自然体。
頭でなく、体の感覚で気付いてください。

【自発運動はバランス運動】
声と体との関わり方は、
スポーツと体との関わり方より分かり難い、
だから体の修正に対する意識がいかない。

心体一如の研究⑥ 【心と型】

【心と型】
伝統芸能では「型」から入るのを常道としている。
今、自分の都合のいい型が、今のその人の技量を現わしている。
そのスポーツのユニフォームが似合う人は、一流とか、

初心者は、目覚めていない筋肉の代わりに、
関係のない他の筋肉(舌や喉などの筋肉)の助けを借りて、
発声せざるを得なくなるため、歌う時に不恰好になる

【腸から発信、頭で受信・微調整】
腸は心持ち、意志決定、感情の発信基地、
昔から 腹を決める 腑に落ちない 腹の虫が治まらないなど、
腸は第二の脳と云われ、感情の一番深い元のところ。
 《意識を丹田に置くという意味》 

次に横隔膜の反応・・・・・・・《呼吸器官》
腹が痛むほど腹を抱えて笑う、笑いを抑えられない、
胸が痙攣するように動いて、息使いと一緒になって泣く。
お腹に力を入れて、威嚇・怒る。(一番 間違え難い声)

最後に顔などの表層部へと連鎖・《発声器官》
口や目に『声』に表われる。

意志は、頭から始めるのでなく、腸から始める。
そして 《呼吸器官》→《発声器官》と繋げる、
頭は、一番最後に反応し味わい、微調節するだけ。