Monthly Archives: 2月 2015

考え方のくせ(考える方向がすでに動いている)

多くの場合は、考え方のくせで、
体や感覚も歪み、発声のくせがとれない。
いくら、発声のところで指摘されても、
考え方のくせの方は変わらない、曖昧なイメージなのです。
これまでずっとそれで通じさせてきた人ほど、
変えるのは難しい。

進歩のための変化を妨げる一番の要因は、
元に、落ち着くところに戻そうとするその頭なのです。
違和感を肯定するのは難しいことです。

音程のとりやすい歌い方などから入ると、

なかなかよい発声にならない。

考え方のくせを知り、
このくせは、ほぼパターン化している

学校教育の弊害が強く現れているように思われる

考えると息が動かない 

意識してしまうと体は使えなくなる。
体の使い方というのは、
日常的に、あるいはトレーニングの前後に、体が一番楽に使えるような状態をとっておくこと。

それが歌で壊れてきたり、張ってきたり、そういうことが起きてくる。
すると1曲終わった後に、それをほぐしたりしながら背伸びし、膝を屈伸しながら、
そういうふうに息が入りやすい体にしてやる。

実際に歌っている中で、次に息を吸わなければいけないからとかいうことで頑張ろうとして、
どこかくずれてしまう。
何か変なことをしているというふうにしか見えない。
その体を持つしかないところへ、長期的な努力目標として、少しずつやっていくこと。

お腹の周りは横隔膜で動く。
けれど、横隔膜の動きで、逆に肩が張ったり固くならないようにすること。

歌というのは、切れがよくて気持ちよくて、心地いいような部分がある。
それは中途半端なところの呼吸や体では対応できない。
歌本位に考えてしまうと、全部体を投げ出すしかなくなってしまう。
体をきちんとつけて歌おうとすると、今度はリズムや切れが悪くなる。
常にその矛盾の中でどちらもやる。それで間を詰める。
それから、体も大きくなってくれば、自分もいろいろなことができるようになる

人に学ぶ意味

独りよがりでやっていけばよくて、人や他人に学ぶ意味はあるのか?
「すべてが正しくなりうる」というのであって、まだ決して、
「すでに正しい」わけではない。
「あなたが絶対に正しく、あなたの全てが正解になる」ため
「あなたがあなたを認められる」ために、
あなたは、いつか他の人の力が本当に必要になると思うでしょう。

そこで、
必要となる人と出会っていくのです。そこまでにもいろんな人に学んでもかまいません。
どんなトレーナーでも、
あなたがしっかりと学べば次がみえてくるし、次にまたどう出会うのかもみえてきます。
すると、あなたに必要な人に出会っていくのです。
うまく出会えないとしたら、あなたがまだあなたをきちんと学べていないからです。
どこで何をやろうと、どのトレーナーでどんなやり方でやろうと、
あなたの力があれば、あなたの力がついていけば、「あなたの正解」に至るのです。

これは、
「発声やヴォイトレとは、目的地が同じでプロセスが違うだけという山の頂上への登り方のようなものだ」
とよく例えられています。
声楽や合唱で皆と声を合わせるのなら、その通りでよいのかもしれませんが?

その人の山の頂上なのですから、それらは表現、歌、演技で表現されたところに伴う声なのです。

心体一如の研究⑩ 【本物】

良く歌う前に心を込めるというが、
心体一如となった心が本物であり
体と一つになっていない心は
人に伝わらないどころか、
自分をも どこかで ごまかしてると思う。

声ほど変わるものはないのです。
骨格は、変えられなくても、
声は変わりやすい身体そのものなのです。

声は、体を鍛えるより体とどう関わるかです。
声質、音質、響のある、情感のある声へと・・・

歌は一声で、魅了しないと、後は聴きません。
聴こうと、しなくても、聴いてしまう声。

心地の良い声に吸い寄せられれるからです

歌い方を求める人からは、自己主張を感じ

声の出し方を求める人からは、優しさを感じる 

カラオケ風の歌から、魅力的な本物の歌へ。
歌が好きな人なら、必ず成れます。
自分だけでは、探し難いだけです。

心体一如の研究⑨ 【呼吸】

【2つの腹式呼吸】
1.「息をお腹に入れる呼吸」は睡眠中の呼吸。
歌う為の呼吸ではなく、身体を休める為の呼吸。
歌唱時の腹式呼吸の説明に、
睡眠時のお腹の膨れる呼吸の例は、不適当。
お腹の上に重たい物を置く腹筋練習は、
今はしていません。

2.「息を背中に入れる呼吸」は仕事中の呼吸。
歌うという行為は、ある種の肉体労働です。
現代人は、力仕事をしなくなったため、
背中の後に入る息の使い方を見失う。

【呼吸の緊張・呼気圧のバランス】
1.「腹部が胸・肩を支える」
腹筋を固めると、息を送り出す働きが胸から上になり、
浅い器の呼気になってしまう。
胸を締め付けるために呼吸の緊張から不安定になる。

器が浅いので、すぐに息が溢れてしまい、そこで、
喉を固くして息を塞き止めなければならなくなる。
喉が固まると声も固まる。
また、器が浅いと、声帯に当る息が強くなるので、
声帯が乾き、声が擦れてしまう。

2.「腰部がお腹・胸部を支える」
前腹に力を入れない・お腹の動きを確保する、
鳩尾を楽にする・締め付けない。

前下腹部を絞り上げて呼気圧を上げる、
恥骨・そけい部・ももの付け根に感覚を置く。
上腹部・胸を腰の後から押し出して呼気圧を下げる。

呼気圧を上げる動きと下げる動きでバランスさせる。
呼気圧を上げ過ぎず、喉の緊張をゼロにする。

関節の付け根は柔らかくする。
首の付け根、股の付け根、膝の付け根、足首の付け根・・など